シトロエンDS4

シトロエンDS4は2011年9月に日本に導入されたシトロエンのスポーティーな位置付け、「DSシリーズ」の中枢車種としてDS3の上級版としての役割を持つモデルです。

当店が仕入れを行ったときはお車に異常がないか点検するのですが、
今回、試乗・点検の際に感じたこと、以前に同車を運転した感想を綴っていきます。

  H26年式シトロエンDS4 MT 

  H25年式シトロエンDS4 6AT

【外観】フロントバンパーまで切り込んだグリルと異形ヘッドライトのデザインが現代の車っぽく感じさせます。

19インチタイヤ、ホイールが車体のボリュームに対してほんのわずかに大きく感じられ、国産車にはないボディバランスがかっこいいです。

余談ですが、私は車全体のデザインを見るとき、広い駐車場などで50m位離れて腰を下ろして目線を下げて車を見るようにしています。

こうすることで車全体のボディデザインや輪郭、コンセプトが見えてくる気がします。

【走り】車両のボリュームや大柄に感じるボディとは裏腹に、1.6L直噴ターボエンジンはゆとりある走りを実現し、街中や高速走行時にも不満を感じることは全くありません。

ダウンサイジングエンジンに走りの不安を感じるより、トランスミッションとの相性が重要と思います。

以前乗った車輛はH25年から変更になった6ATで、非常にスムーズなシフトアップが印象的でした。

室内の質感やスイッチ類の操作性は普通で、目立って良いところも悪いところもありません。


驚きなのは、リアガラスがはめ殺しの為、開閉はしません。

プラス思考でとらえると、欧州車では故障の確率が高いレギュレーター破損の確率が1/2に減るということです(笑)

乗り心地や静粛性は全く問題ない仕上がりです。

何より驚いたのはハンドリングの良さ!

わずかなステアリング操作に車体が程よいレスポンスで反応してくれるので、阪神高速のような80~100Km/hから軽くブレーキを当てながら旋回動作を行うといったシーンで不安に感じる動きが無く、

安心してコーナーに進入できる走りが実に頼もしい。

それに加えて19インチの大口径ホイールを履きこなすボディ剛性は、国産車には無い魅力です。

上にある写真の、黄色で囲んだアルミのブレースがこの足回りの良さに関係しているのでは?

分解整備ついでに気になって観察していると、他の車種にはない特徴を見つけました。

ブレーキについては初期制動が恐ろしく効きすぎるので、街中ではよほど柔らかなブレーキタッチを行わないとカックーンとツンのめってしまうので注意が必要。

この問題はブレーキパッドを社外品に変更すれば解決できます。

【結論】シトロエン。そのブランドから個性が強すぎる車という認識を払拭するのに十分な出来栄えの同車。国産車では味わえないハンドリングと、誰とも被らない個性、手が届きやすい価格帯。十分アリな一台です。

残念なことにDS4はクロスバックを最後に、2018年にDS5と共に生産を終了しており、新車では購入できません。

当店ではDS4クロスバックが現在1台展示中です。
貴方のご来店をお待ちしております。

この記事を書いた人

NSコンシェルジュ 永田 順

NEW SENRIフロント主任であり、NSコンシェルジュ。
大阪府吹田市生まれ。ホンダ学園出身で整備経験も豊富。電装系、車両エンターテインメントシステムの構築は特に得意!夏は登山とツーリング、冬はバックカントリースキーで目の色が変わる真っすぐな男(笑)