ドラレコがバッテリーをダメにする?

「あのー、最近よくバッテリーが上がるんです」

「一年前にバッテリー上がりで交換したバッテリーがまた上がった」

そのような声をよく聞くようになってきました。
お車の点検を行っても、車両本体・バッテリー・充電系統は異常なし、走行充電もできています。

そんなお車は一度、ドライブレコーダーに駐車中の監視機能がないか確認してみてください。

現代の車の充電系統は省燃費性能向上のため、実走行中に電気を使った分のみ発電機に負荷をかけて急速充電しています。当然バッテリーも急速充電に対応した性能が要求され、単なる安い液式バッテリーだと充電もままなりませんが。。。

エンジンを停止し、ドアロックを行い、スリープモードに入った車両は駐車中にドラレコが消費した電気消費はカウントされずバッテリーは徐々にダメージを受け数カ月から1年でセルモーターが回転できなくなる程度のバッテリー上がりを起こします。

この時、まず割を食うのはバッテリーの納入業者とバッテリーメーカー、そして取り付けを行ったお店です。

ドラレコの製造メーカーは「バッテリーの電圧を監視して、バッテリー上がりを起こさない程度の電圧降下で録画を停止しているので安心」と言いますが、実際にバッテリーは上がります。

全ての車がドラレコによってバッテリー上がりを起こすとは言いませんが、毎日通勤などで30分以上運転するような車両は大丈夫なようです。

1~2週間に一度、近所の買い物に出かける程度の使用頻度なら、駐車監視機能をオフにしておいたほうが無難です。やはり車は必要な時にトラブルなく移動や荷物の運搬を行える便利な道具ですから。

決してドラレコの装着を否定するつもりはありません。ご自身の愛車の充電特性、使用頻度、ドラレコの特徴、これらを正しく理解して機器選びを行ってくださいね。

当店ではバッテリー上がりを起こした車両にはバッテリーチェッカーを用いた診断や暗電流の測定を行い、その原因を可能な限り追究します。

ご自身の愛車の充電特性や搭載バッテリーとの相性、ドラレコについている機能など、気になる方は当店<ニュー千里>までお気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人

NSコンシェルジュ 永田 順

NEW SENRIフロント主任であり、NSコンシェルジュ。
大阪府吹田市生まれ。ホンダ学園出身で整備経験も豊富。電装系、車両エンターテインメントシステムの構築は特に得意!夏は登山とツーリング、冬はバックカントリースキーで目の色が変わる真っすぐな男(笑)